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  • 2022-06-16 13:10:40 发布

中日对照--日本民间故事集.doc

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日中双语--日本民间故事集投胎转世的山鸡むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。很久很久以前,有个很聪明的小和尚叫一休。その一休さんが、大人になった頃のお話です。这个故事是在一休成为大人后的事。一休さんが近江の国(おうみのくに→滋賀県)のあるお寺にいた時の事、左の目が悪い老人が夢の中に現れて言いました。那是一休在近江国(滋贺县)某个寺庙里的事,一个左眼失明的老人出现在梦里对他说道。「わたしは、三年前に死んだ喜介(きすけ)ともうします。隣村に住む角助(かくすけ)の父親で、今はキジに生まれかわっています。何日かすると、この地で役人がタカ狩りをします。タカに追われたわたしは、このお寺へ逃げ込んできます。そしたらどうか、わたしをかくまってください。わたしは人間だった時に、左の目をけがで失いました。キジに生まれかわった今でも、左の目は見えません」“我叫喜介,在三年前死去。我是住在邻村的角助的父亲,现在投胎成了山鸡。过几天,这里会有官员来猎鹰。被猎鹰追逐的我会逃到这座寺庙里。到时候请一定要帮我掩护一下啊。我在做人的时候左眼因为受过伤所以失明了。现在投胎做了山鸡,左眼还是看不到。”老人は泣きながら、そう語りました。老人哭着这样说道。何日かたつと、お寺のある山里で役人たちがタカ狩りを始めました。 过了几天之后,在寺庙所在的山村里,官员们开始猎鹰了。するとタカに追われたキジが、お寺の庭に逃げ込んできました。然后被鹰追逐的山鸡逃进了寺庙的院子里。そのキジの左目を見ると、病気なのか真っ白です。看了一下山鸡的左眼,不知道是什么病因,全白的。それを見た一休さんは、夢の話を思い出しました。看到这之后的一休想起了梦里的话。「これは、夢に出てきた喜介」一休さんはそのキジをかかえると、お寺の土間(どま)のお釜(かま)に入れて隠しました。“这是梦里出现的喜介啊。”一休抱着那只山鸡,藏到了寺庙土地房间的锅里。そしてタカ狩りが終わると一休さんはキジを連れて、隣村の角助の家をたずねていきました。等到猎鹰结束后,一休带着山鸡去了邻村角助家。そして夢の話を、くわしく聞かせました。并把梦里的话详细得告诉了角助。「そう言えば親父は、生まれ変わるならキジに生まれ変わって空を飛びたいと申していました」 “这样说来,父亲是说过如果要投胎转世的话,想变成山鸡飞到天空去。”角助は父親の生まれかわりのキジをもらい受けると、一生大切にしたという事です。角助收下了父亲转世的山鸡,一生都很珍视。むかしむかし、山よりも大きな大男がいました。比山还高的男子很久很久以前,有个魁梧的男子比山还高大。「小さい、小さい。どんな山でもおれより小さいな。この世には、おれよりも大きなものはいないのだ」と、いつもいばっていましたが、ある日の事、大男は自分よりも大きな富士山という山を見つけたのです。“太小了。太小了。不管什么山都比我小。这世上,没什么比我还大的了。”他总以此自以为傲,可是有一天,大个子发现了比自己还大的富士山。「むむむっ、おれよりも大きいとはなまいきな。ええい!海のまん中へ持って行って、しずめてやるわ!」“呜哇哇哇,比我还大,真是太嚣张了。额!把它扛到海里去埋掉!”大男はまわりにあったフジツルをかき集めると、それをたばねてなわにして富士山にグルグルとまきつけ、海まで引っ張っていこうとしました。大个子收集了周围的藤蔓,再捆成绳子,把富士山一层层地缠上,决定把它拖到海里去。しかし、さすがは日本一の富士山です。大男がいくら引っ張っても、ビクともしません。 可是,不愧是日本第一的富士山。大个子不管怎么拉,都纹丝不动。「えい、なまいきな山め!」大男はフジツルのなわを体にまきつけると、「えい!」と、力まかせに引っぱりました。“呀,真是座嚣张的大山啊!”大个子将藤蔓绳缠在自己身上,大喊一声“啊!”将全身的力气都使上了。すると、ブチッ!!あまりの力に、フジツルのなわが切れてしまいました。这是,只听扑哧一声,由于用力过度,藤蔓绳断了。「これはいかん。今度は、もっと丈夫なやつを」“这可不行。这次找个更结实点的。”大男は、もっと太いなわを作ろうとフジツルを探しましたが、もうどこにもありません。「ぐおおおっ、なんだ今日は、腹の立つ事ばかりだ!フジツルめ、もうここには生えるな!」大个子想做根更粗的绳子,可是到处找藤蔓都找不到。“呜哇哇,今天怎么尽是些让人发火的事啊!藤蔓,别想再在这里生长了!”大男は大きな足で地面をうちぬいて大きな穴を開けると、そのままどこかへいってしまいました。大个子用他的大脚将地面踩出了个大洞,然后就不知道去哪里了。それからそのふきん(相模野一帯)では、フジツルは生えないといいます。之后,在那附近(相模野一带),藤蔓生存不了。 そして大男が足で開けた穴は沼となって残り、鹿沼(かぬま)、しょうぶ沼が、それだと言われているのです。地藏母亲むかしむかし、立山(たてやま→富山県の南東部)のふもとに、貧しいけれど仲の良い木こりの一家がありました。很久很久以前,在立山(富山県的东南部)的山脚下,住着樵夫一家,虽然很穷,但是一家人的关系却很好。ある時、可哀想な事に母親が三つになる男の子を残して、死んでしまったのです。有一天,可怜的事情发生了,母亲留下三岁的儿子去世了。お葬式(おそうしき)の帰り道、男の子は村はずれに立っているお地蔵さんを見て言いました。「あっ、お母ちゃんだ!」男の子はお地蔵さんに抱きついて、離れようとはしません。在葬礼回来的路上,儿子看到村边站着的地藏菩萨说道:“啊,是妈妈!”儿子抱着地藏菩萨,不肯离去。やがて父親は新しい母親をむかえましたが、男の子は新しい母親にはなつかず、いつもお地蔵さんのそばにいました。不久之后,父亲就娶了继母,但是儿子和新母亲不亲,经常呆在地藏菩萨旁边。新しい母親はそんな男の子がきらいで、男の子につらく当たるようになりました。继母很讨厌这样的小男孩,对他很恶劣。ある日の事、男の子がおねしょをすると、母親は怒って何も食べさせてくれませんでした。 有一天,小男孩尿床了,继母很生气就什么都不给他吃。ひもじくなった男の子が泣き出すと、「地蔵さまがおにぎりを食べられたら、お前にも食べさせてやる」と、男の子にオニギリを持たせました。小男孩饿极了哭了起来,于是继母就对他说:“如果地藏菩萨吃了饭团的话,就让你也吃。”就让小男孩拿了饭团。男の子はさっそく、お地蔵さんに頼みました。「どうか、このオニギリを食べてください」小男孩立刻拜托地藏菩萨:“请吃了这个饭团吧。”すると不思議な事に、石のお地蔵さんがオニギリをパクリと食べたではありませんか。不可思议的事情发生了,石头做的地藏菩萨居然一口就吃掉了饭团。喜んだ男の子は新しい母親にこの事を話しましたが、母親は信じてくれません。小男孩很高兴,就把这事跟继母说了,可是继母不相信。それどころか、「お前が、食べたんだ!」と、耳を強く引っ張ったため、男の子の耳は聞こえなくなってしまったのです。不仅如此,还说着:“是你自己吃了吧!”由于很用力地扯了耳朵,所以导致小男孩听不见了。それでも男の子は、お地蔵さんがおにぎりを食べたと言います。虽然如此,小男孩还是说是地藏菩萨吃了饭团。 そこで母親はまた男の子にオニギリを持たせると、そっと後をつけました。于是继母又让小男孩拿了饭团去,然后悄悄地跟在他后面。そうとは知らない男の子は、お地蔵さんの口にオニギリを当て、「もう一度、オニギリを食べてください」と、お願いすると、お地蔵さんは涙をハラハラ流しながら、オニギリを食べ始めました。而对这一切毫不知情的小男孩把饭团放在地藏菩萨嘴边请求道:“请再吃一个饭团吧。”地藏滴答滴答地流着泪开始吃起了饭团。母親は、これを見てビックリです。继母看了这一幕大吃一惊。母親はすぐに手を合わせて、お地蔵さんと男の子にあやまりました。继母马上双手合十,向地藏菩萨和小男孩道了歉。その後、聞こえなくなった男の子の耳は、母親が一生懸命にお地蔵さんにお願いしたので、やがて元通り聞こえるようになったという事です。之后,对于小男孩那听不见的耳朵,继母拼命地向地藏菩萨恳求,不久之后又像原来那样能听的见了。猴酒的传说むかしむかし、府内(ふない→大分市)に、中屋玄通(なかやげんつう)という貧しい商人がいました。很久很久以前,在府内(大分市),有个叫中屋玄通的穷商人。あるとき玄通は、浦辺へ酒を売りに行こうと、高崎山(たかさきやま)のふもとを歩いていました。 有一次,玄通去浦边卖酒,走过高崎山的山脚下。すると、どこからか、「キーッ、キーッ」と、苦しそうな声が聞こえてきたのです。这时,不知从哪传来“吱,吱”的声音,听着很是痛苦。「なんだ、あの声は!」玄通が急いで声のする方へ行ってみると、サルが地面を転げ回っていたのです。“这声音是怎么回事!”玄通急急忙忙往有声音的方向去,看到猴子在地上打滚。見てみると大きな力二がサルの片足を、ギューッとはさんでいるのでした。仔细一看,才发现是一只大螃蟹夹在猴子的一只脚上了。かわいそうに思った玄通は、急いで力二を取ってやりました。玄通觉得猴子很可怜就急忙把螃蟹拿了下来。そしてサルに、「よしよし。さぞ痛かったろう。だけどな、カニもお前やわしと同じ生き物なんじゃ。許しておやり」と、言い聞かせるように言うと、カニも放してやりました。然后像是在劝说猴子一般,对着它说道:“好了好了。一定很痛吧。不过螃蟹和你和我一样都是生物,所以就放过它吧。”然后就把螃蟹放了。さて次の日、いつものように玄通は高崎山のふもとを通って酒を売りに行くと、「キキーッ、キーッ」と、またサルの声がします。到了第二天,玄通像往常一样经过高崎山的山脚去卖酒时,又听到了猴子“吱,吱”的叫声。 見ると昨日のサルが、しきりに玄通を誘っているようです。一看是昨天的那只猴子不停地在向玄通发出邀请。「なんじゃ、わしに来て欲しいのか?」玄通は不思議に思いながらも、サルについて行きました。“什么,是希望我过来?”玄通虽然觉得不可思议,可还是跟着猴子走了过去。するとそのうち、清水がわき出る大きな岩の前に出ました。过了一会后,就来到了涌出清水的大石头前面。「キキーッ、キキーッ」サルがその水を指さすので、何気なくなめてみた玄通は、あっと声をあげました。「こっ、これは酒じゃ。しかも上等の酒じゃ」“吱吱,吱吱”猴子指着那水,玄通无意间尝了一口后叫了一声:“这,这是酒啊。而且是上等的酒啊。”なんとその清水は水ではなく、天然の酒だったのです。那清水居然不是水,而是天然的酒啊。サルは助けてもらったお礼に、サル仲間に伝わる秘密の酒を玄通に教えてくれたのでした。原来是猴子为了报告之前的救命之恩,把流传在猴子之间的秘密酒告诉了玄通。こうして玄通はその酒を売って歩き、やがては九州一の酒長者になったのです。就这样玄通把那酒拿去卖,不久就成了九州的第一酒富翁。そしてその酒は『サル酒』と呼ばれて、今でも高崎山ではこの伝説にちなんでサル酒が売られて いるそうです。那酒就被称为“猴酒”,而且就算是现在的高崎山,和这传说相关的猴酒也还在卖。关于お的用法むかしむかし、ある田舎の娘さんが、町のお金持ちの家へ働きに行きました。很久很久以前,某个乡下的姑娘去镇上有钱人家工作。でも、田舎で育った娘さんは、ていねいな言葉をうまく使うことができません。可是,在乡下长大的姑娘没法很流利地说好敬语。お客さんに、お茶を出すときも、「茶を飲め」などと言うので、お金持ちのおかみさんは困ってしまいました。给客户送茶的时候,也说「喝茶」等,这让有钱的老板娘很为难。そこで娘さんに、「お客さんには、ていねいな言葉を使わなくてはいけません。何でも言葉の初めに、『お』という字をつけて言いなさい。そうすれば、ていねいな言葉になりますよ」と、注意したのです。于是老板娘就对姑娘说:"对客人必须使用敬语。不管是什么单词,前面都加上『お』再说。这样的话就变成敬语了。"(茶に『お』をつければ、お茶。なるほど、『お』という字をつければいいんだな)それから娘さんは、いろいろな言葉に『お』という字をつけてみました。(茶前面加上『お』的话,就变成了お茶。原来如此,只要加上『お』就好了啊)之后,姑娘在各个单词前都加上了『お』。ネコは→おネコ、カラスは→おカラス、カボチャは→おカボチャ。猫→お猫,乌鸦→お乌鸦,南瓜→お南瓜。(これで、もう大丈夫!)娘さんは『お』という字をつけた言葉を、早く使いたくてたまりません。(这样的话,已经没问题了!)姑娘很想快点用带『お』的语言。 家の前でウロウロしていたら、ネズミがどぶに落ちて死んでいました。在家门前走来走去的时候,老鼠掉进沟里死掉了。娘さんはさっそく、おかみさんの部屋にかけつけて、「おおかみさん、おネズミがおどぶに落ちてお死んでる」と、言いました。姑娘急忙跑到老板娘的房间说道:"お老板娘,お老鼠掉进お沟里お死了。"おかみさんと一緒にいたお客さんは、それを聞いて大笑いです。和老板娘在一起的客人听了之后哈哈大笑。お客さんが帰ったあと、おかみさんは娘さんに言いました。「何でもかんでも、『お』という字をつけてはいけません。役に立つときだけ、『お』の字をつけなさい」客人回去后,老板娘对姑娘说道:"不管是什么都在前面加『お』是不可以的。有用的时候,才能加『お』。"(そうか、役に立つときだけか)(是吗,只有有用的时候啊)さて、その晩のこと。お金持ちの家族が晩ごはんを食べているところへ、娘さんがお味噌汁を運んできました。话说,有天晚上,姑娘把酱汤拿到有钱一家人吃晚饭的地方。ふとおかみさんを見ると、おかみさんのおでこに、おひたしのなっぱがついています。突然看到老板娘,发现老板娘的额头上有凉青菜叶。そこで娘さんは、大声で言いました。「かみさん、でこにひたしのなっぱがついて、かしいだよ」于是姑娘就大声说道:"老板娘,额头上有菜叶,好奇怪啊。"(・・・・・・・ああ、この娘には、何と言ったらわかるのだろう)おかみさんは、ガッカリして、「そういう時は、『おかみさん、おでこにおひたしのなっぱがついて、おかしいですよ』と言うんですよ」と、言い聞かせました。(・・・・・・・啊,这个姑娘到底要怎么说才能明白啊)老板娘失望地说道:"这种时候,你应该说"お老板娘,お额头上有菜叶,有点奇怪哦。"" すると娘さんは、ニッコリわらって、「おやっぱり『お』の字をおつけたほうが、おいいんだべ」と、言ったのです。姑娘听了之后微微一笑说道:"お还是要加"お"字比较好啊。"